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2011年7月7日

大阪南支店社屋建設予定地における土壌調査の結果について

当社は、大阪南支店社屋建設予定地(堺市堺区三宝町七丁)において、平成23年3月10日から、自主的な土壌調査を行った結果、敷地の一部(深さ2.0m~3.5m)から基準※1を超える「鉛及びその化合物」が検出されました。

当該地は履歴調査の結果、昭和44年当時から当社の前身関電阪急商事が社用車の給油用として地下にガソリンタンクを設置していたことから、検出された「鉛及びその化合物」は、当該タンク(昭和57年頃廃止済み)が影響したものと考えています。

当該地点については、現在、コンクリートで舗装しており、汚染土壌の飛散・拡散や直接摂取といった周辺への影響はありません。
また、溶出試験※2によって基準を超える「鉛及びその化合物」が検出されなかったことを確認しています。

今後、搬出する汚染土壌については、関係法令及び関係各所との協議に基づき適切に処理してまいります。

  1. 当該地の概要
    名  称 大阪南支店建設予定地
    所  在 堺市堺区三宝町七丁365他
    敷地面積 約5,000m2
  2. 汚染の状況
    当該地の土壌汚染について自主的に調査した結果、200m2の範囲、深さ2.0m~3.5mの地層から含有量の基準に対して3.3倍の「鉛及びその化合物」が検出されました。
    <土壌調査結果>
    土壌含有量
    基準を超えた特定有害物質 鉛及びその化合物
    基準を超えた範囲 200m2
    検出された濃度 490mg/kg
    基準 150mg/kg
    基準に対する倍率 3.3倍

    ※1土壌汚染対策法の定める基準
    ※2土壌中の有害物質が、雨等により地下水へ浸透した場合にどの程度溶け出してしまうかを示す量(濃度)を測定する試験。

<参考>