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2017年9月7日

当社、社長インタビュー記事が「電気新聞」に掲載されました。

 平成29年9月1日発刊の電気新聞『新社長インタビュー』に、弊社社長のインタビュー記事が掲載されました。

平成29年9月1日発刊「電気新聞」掲載要旨

 かんでんエンジニアリングの社長に6月29日付で就任した青嶋社長は、設計・施工・メンテナンスを一貫して提供できることに加え、電力、通信、一般向け設備などあらゆる領域で技術力を保有することを「当社の強み」と認識する。設備の異常診断など関西電力グループ内の取引で培ってきた技術は「グループ外のお客にもお役に立てる」と、”自前の技術力”を新規顧客の開拓、利益確保に繋げ、電気や通信といった大切な社会インフラに当社が関わっていることに社員が誇りと責任を持ち、いきいきと働く会社目指したいと抱負を語った。

現在の事業環境における課題は。

 売上高の約7割を占める内販は関西電力の安定供給とコスト低減への貢献が課題。安定供給については日々の仕事に加えて設備を後世へ引き継ぐため、ハード・ソフト両面での対策が必要。コスト削減はこれまでも創意工夫をしてきたが、20年に控える発送電分離に伴い我々の仕事のやり方も変ってくるだろう。当社は現場の点検工事などの保全業務を関電と一緒に行う。お互いが効率化を図れば、グループ大の管理コストを減らすことができる。

利益確保に向けての施策は。

 設計、施工、メンテナンスを一貫してできる「縦の強み」と事業領域が広い「横の強み」を生かし、新規顧客を開拓したい。

電気工事技術以外のサービスや製品の現況は。

 菜種油を使った電気絶縁油は環境に敏感なお客さまから引き合いが多く来ている。低濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)の無害化処理事業は関電向けを含めて100台以上の変圧器で処理実績がある。

域外の営業戦略についての動きは。

 7月に東京営業部を東京支店に格上げした。関東方面の市場開拓と企業の本社に対する営業を強化することが狙いだ。

海外展開についての考えは。

 海外となると施工力の問題があり、大きな工事は難しい。ただ、フィリピンにあるサンロケ発電所のオーバーホールや東南アジアで工場を持っているお客さまが設備を拡張する際にエンジニアを派遣している。エンジニアがスポット的に海外に行く回数を増やすことはできるだろう。

社員へのメッセージを。

1点目は電気・通信といった社会的に大切なインフラを担っている誇りと責任を忘れないでほしい。
2点目はお客さまのお困りごとに寄り添い、長くお付き合いできる信頼関係を築いてほしい。
3点目は同じ会社で仕事をしている縁を大事にしつつ、仕事を通じて人として成長してほしい。

出典:電気新聞