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2017年10月4日

弊社、『耐雷エンジニアリングシステム』の技術が「電気新聞」で紹介されました。

平成29年10月2日発刊の電気新聞に、弊社、耐雷エンジニアリングシステム技術の記事が掲載されました。

2017年10月2日発刊「電気新聞」掲載記事要旨

 かんでんエンジニアリングは、設備の最適な雷対策を提案する「耐雷エンジニアリングシステム」の拡販に注力している。当初は設備の信頼性が厳しく問われる電力会社や自治体などに納めてきたが、ここにきて工場など一般施設への導入も進み、累計50件以上の販売実績を上げた。同社は「単体で利益を出すことは難しい」としながらも、他社にない技術を切り口に顧客からの信頼を得て、これを弾みに電気工事の受注を狙う。

合理的に設計

 関西電力と共同で電力流通設備の雷対策の研究を始めたのがきっかけ。5年程度をかけて有効性を検証し、08年には特許を取得した。同システムの流れは、過去の雷被害の状況、対策の必要性、顧客の予算を聞き取る。その上で、同社が保有する「模擬雷発生装置」を使い、対象設備に約50~100Aの電流を与えて雷の影響を定量的に測定。設備周辺の落雷データ、設備の耐電圧などを合わせて雷被害の原因と設備の耐強度を推定し、勘や臆測に頼らず合理的な雷対策の設計・提案・工事を実現する。同社はこのプロセスを「耐雷強度診断」と呼び、同診断で推定した耐雷強度と顧客の求める耐雷の信頼性を照合して対策の要否を判断する。

コスト低減も

 効果保証を外す代わりに耐雷強度診断を省いてコストを抑える提案も可能だ。特に一般向けは予算のない場合や重要度が低い施設は提案・施工のみ求める事例が多いが「設備を見れば、おおよそどの辺りが悪いかが分かってくる」(同社)という。信頼性とコストの兼ね合いを判断できることも顧客の支持を得ているようだ。
 システム自体の改善に向けた検討も進む。雷のエネルギーや面積を評価基準に加えることで耐電圧をより適切に評価し、工事費用の低減、信頼性向上につなげる構えだ。

出典:電気新聞


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耐雷システム「耐雷強度診断」をベースに雷被害に強い電気通信設備をご提案致します。