弊社は、2020年1月より、ECO(菜種油)油入変圧器の内部異常診断・絶縁油性能診断を開始します。
社内研究により得られた豊富な実験データやこれまで蓄積してきた数々の知見をもとに、サンオームECO(菜種油)の入った変圧器の内部異常診断および絶縁油性能診断の判定が新たにできるようになりました。お客さまが所有されているサンオームECO(菜種油)の入った変圧器を、安全・確実にご使用いただくため、当社の分析・診断技術による適切な保守管理をお勧めいたします。
絶縁油中に溶解したガスを抽出・分析して内部異常の有無、異常の内容・程度を的確に診断します。稼働中の変圧器からサンプリングする試料油は約1Lのみ。無停電で簡単に高精度診断でき、大掛かりな電気的試験方法と比較して低コストです。また、異常があった場合は、該当箇所と内容を推定し、対策も併せてご報告できます。
稼働中の変圧器から絶縁油を無停電で採取して測定することで、現在の物理性状や化学性状を把握でき、劣化具合が分かります。酸価・絶縁破壊電圧・体積抵抗率・水分などを定期的に測定しておくことで、油の交換や処理の時期など計画的な保全管理に役立ちます。