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2020年7月14日

管理下にない放射性物質の発見について

 今般、弊社の保有・管理している化学薬品の中に、国際規制物資である「硝酸トリウム」があることがわかり、国に報告いたしましたので、お知らせいたします。
 尚、発見場所付近の放射線量を測定した結果、通常の自然環境での放射線量と同レベルであり、人体に及ぼす影響がないことを確認しました。

  • 薬品保管庫周辺:1時間当たり0.13マイクロシーベルト
  • 薬品保管庫入口:1時間当たり0.13マイクロシーベルト
  • 薬品保管庫と隣接する部屋中央:1時間当たり0.09マイクロシーベルト

(7月9日計測)

1.保有場所

大阪府大阪市港区
弊社事業所 薬品保管庫

2.保有薬品の詳細

硝酸トリウム四水和物 ガラス瓶入り 粉末 約500g
(1972年8月製造 含有トリウム量は約210g)
現在は施錠した薬品保管庫にて金属製の密閉容器に入れ保管しております。

3.今後の対応

今後は、法令に基づき監督官庁の指導等の下、適切に管理いたします。

以上

「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」