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2021年02月10日

弊社、社長インタビュー記事が「電気新聞:令和を拓く トップの展望」に掲載されました。

2021年2月2日発刊の電気新聞『転機に挑む トップの視点』に、弊社社長のインタビュー記事が掲載されました。

2021年2月2日発刊「電気新聞」掲載要旨

 コロナ禍など厳しい事業環境下にもかかわらず、この3年間の事業計画「アクションプラン2020」で着実な成果を上げたかんでんエンジニアリングは、引き続き「アクションプラン2023」の策定に入り、さらなる事業展開を目指している。青嶋義晴社長は、「コロナ禍を機に働き方改革を進め、仕事のデジタル化で生産性向上や業務効率化につなげたい」と意欲を示す。

2020年を振り返ると

 3つの収穫があった。1つには、コロナ禍で当社でもいろいろな働き方ができることが分かったこと。2つには、変圧器中の微量PCBを無害化処理する当社技術での処理完了台数が300台を突破し、新規事業として成功を収めたこと。3つには、アクションプラン2020で成果を上げたことだ。

アクションプラン2020の成果とは

 プランの柱は関西電力グループ会社として電力の安定供給に貢献すること、収益構造を内販依存から外販にシフトすること、働き方改革を進めることだった。電力会社と当社との仕事のやり方を交通整理し、両方が効率的な事業運営になるようにした。外販部門の収益も伸びた。働き方改革は制度面の見直しを進めた。東日本大震災以降、業績も低迷していたが、この3年間で最高水準まで戻った。

21年の事業環境は

 内販ではコスト抑制の要請があり、外販もコロナ禍による設備投資抑制が続き、競争はより厳しくなると思われる。その中で、次の3年間をにらんだアクションプラン2023を策定中だ。まずは関電グループ会社としての役割を果たす。今年から当社でも改善活動に取り組み、外販での競争力向上につなげたい。

外販でアピールできる技術は

 当社は設備の点検・診断技術を持っている。お客さまの設備を定期的に診断するホームドクターを目指したい。診断技術の利点は、お客さまと長く付き合えること。そうした当社の特長をアピールしていきたい。

注力したい取り組みは

 デジタル化を進めていきたい。市販のアプリケーションなども積極的に現場で活用し、机上の業務をデジタル化する支援システムも全社大に広げていく。これは働き方改革にもつながり、デジタルで仕事をスマートにしていく。

社員へのメッセージ

 10年後に振り返って『あのときに働き方が変わった』と言われるように、この機会に見直すべきことは見直してほしい。改めることをためらわない1年にしてほしい。

出典:電気新聞