2021年8月31日発刊の電気新聞『新社長インタビュー』に、当社社長のインタビュー記事が掲載されました。
かんでんエンジニアリングの新社長に就任した野田正信氏は「競争力を強化し、他社にない当社の強みを出していく」として、「幅広い分野をカバーし、お客さまのニーズに合った提案を行う総合エンジニアリング会社を目指す」姿勢を強調する。コロナ禍を機にDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、働き方改革も進めるなど、働きやすい職場環境づくりにも尽力している。
まずは労働災害の撲滅に取り組みたい。次に、当社が今まで培った技術を生かして、電力会社以外の一般のお客さまの割合を増やしていかねばならない。そのためには、競争力の強化、DXによる生産性の向上、事業部間の要員の有効活用などにも取り組んでいく必要がある。
お客さまから信頼をいただくことが大切。仕事をいただいて、しっかりと仕事をして、次の仕事もいただけるような関係をつくりたい。安全と品質はもちろん、コストも大切であり、競争力の強化も必要だ。他の工事会社にない、当社独自の診断技術等も活用するほか、脱炭素社会の流れの中でも、利益を拡大していきたい。
さまざまな分野でデジタルツールを使用している。仕事のリモート化や情報共有化も進みつつある。これらを活用し、さらなる高度利用をこれから考えたい。
リモートなど、新しい働き方をせざるを得なくなった。必要なツールの整備や、在宅勤務の仕組みの制度化、営業活動をオンラインで行い技術部門が遠隔でサポートするといったやり方も行っている。これら新しい取組みは、新しい働き方のルールとして継続したい。
すでに中部圏をはじめ関東圏や九州圏にも拠点を展開しており、これらの拠点を活用しながら、さらなる活動を広めていきたい。エリアにかかわらず、お客さまの要望にお応えし、信頼を獲得していきたい。
当社は診断から工事、保全までと仕事の幅が広い。また水力、変電、制御、送電、配電、通信に加え石油と領域も広く、ワンストップでソリューションを提供できる。いろいろな領域をコラボレーションしながら、総合エンジニアリング会社としての提案ができることが強みだ。
インフラを支えるという大切な仕事をしているやりがいと感謝の気持ちを持って取り組んでほしい。職場内で気づいたことを話せる風通しのいいものにしてほしい。環境変化に対しても守るべきところは守り、変わるべきところは変わることをお願いしたい。
出典:電気新聞