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2022年02月16日

弊社、社長インタビュー記事が「電気新聞:挑戦2022 トップの視点」に掲載されました。

2022年2月7日発刊の電気新聞『挑戦2022 トップの視点』に、弊社社長のインタビュー記事が掲載されました。

2022年2月7日発刊「電気新聞」掲載要旨

 昨年6月末に、かんでんエンジニアリング(大阪市)の社長に就任した野田正信氏。各事業部や支店、取引先を訪問する中で、同社と顧客との強い信頼関係を再確認するとともに、来年度以降の事業運営に着実な手応えを感じている。関西電力グループ向けの内販から外販へシフトするほか、生産性の向上、そして新規分野への取り組みなど、同社の強みを生かした事業展開を図っていく考えだ。

昨年の社長就任から約半年が経過した。手応えは。

 現在は、中期経営計画『アクションプラン2023』に取り組んでおり、内販から外販へのシフト、生産性の向上を目指している。今年度末にはある程度の成果が上がり、特に外販の売り上げは過去2番目に多いほどまで成長するなど、手応えを感じている。

22年の事業環境をどうみるか。

 脱炭素化は長期的に取り組まねばならない課題であり、当社は需要側と供給側の両面で関わることができる。関西電力送配電の構造改革やカイゼン活動にも的確に対応していかねばならない。

強みは何か。

 当社は事業領域が広いため、お客さまのニーズにワンストップで対応できる。また他社にはない診断技術や特許を数多く持っており、九州から関東まで幅広く拠点を展開している。支店間や事業部間で互いにサポートし合える柔軟な対応力も強みだ。特に脱炭素の面では、再生可能エネルギー発電所の自営線工事などを通して貢献もできる。

新規分野への取り組みは。

 変圧器に用いる絶縁油を、環境に優しい植物油に転換する取り組みを加速させたい。植物油系絶縁油『サンオームECO』の難燃性が高いことを生かして消防法の規制を緩和することができれば、変圧器設置時のトータルコストを低減できる可能性がある。また電力保安通信ネットワークなどのクローズドネットワーク(閉域網)に対するセキュリティー・ビジネスも提案している。

働き方改革は。

 多様化する働き方に対応する様々な勤務制度の整備を図ってきた。DX(デジタルトランスフォーメーション)などは競争力をつけるためにも推進しなければならない。

安全への取り組みは。

 今年度は安全活動の再点検を行っている。安全ルールの根本は『ともに働く仲間とその家族の幸せを守る』こと。毎年、環境の変化に合わせて具体的な取り組みを見直している。

社員へのメッセージ

 我々はお客さまや社会の役に立つ仕事をさせてもらっているということを忘れず、やりがいを持って仕事に臨んでほしい。固定観念にとらわれず、守るべきことは守り、変えるべきことは変え、環境変化に対応してほしい。

出典:電気新聞