Information

2022年11月11日

掘削穴の土砂を排出する「排土装置」を開発した記事が電気新聞に掲載されました。

 掘削作業時における掘削穴の土砂を排出する「排土装置」を開発した記事が10月26日発刊の電気新聞に掲載されました。
 弊社は、送電鉄塔基礎工事の掘削作業時において、掘削穴の土砂を排出するリフト式「排土装置」を開発いたしました。
 送電鉄塔の基礎工事では、掘り下げた鉄塔基礎部分の掘削穴の土砂を排土バケツに積載し、クレーンで吊り上げて排出していますが、クレーンを使用する場合、接触防止のために上空の送電線とクレーンの可動範囲との間に一定距離を確保する必要がありました。
 リフト式「排土装置」を活用することにより、クレーンが不要となり、「排土装置」に必要な高さも3m程度であるため、上空の送電線との距離が確実に確保でき、安全性が向上します。
 また排土方法をリフト式とすることで、クレーンでの排土バケツの吊上げがなくなり、落下物災害のリスクも軽減することができます。
 今後、さらに改良を重ねて、今年度内の完成を目指します。

掘削作業時