2011年6月9日
送電線建設技術研究会より「技術開発賞」を受賞しました
このたび当社は、「超高圧架空送電線4導体耐張がいし連装置の一括取替工法(リブロック工法)」の開発(関西電力(株)及び(株)日本カタンとの3社共同開発)で、社団法人送電線建設技術研究会より2011年度技術開発賞を受賞しました。
この「技術開発賞」は、工法、機械工具、システムなどの開発、改良により工事効率化や品質向上、作業安全性改善に貢献した案件に贈られるもので、表彰式は6月1日にホテルグランドパレスで行われました。
今回の受賞を受け、当社は、今後も送電線技術の向上発展に寄与する技術開発に取り組んでまいります。
技術開発賞の受賞について
- 開発企業
- 関西電力(株)、(株)日本カタン、(株)かんでんエンジニアリングによる3社共同開発
- 受賞対象
- 超高圧架空送電線4導体耐張がいし連装置の一括取替工法(リブロック工法)
- 技術概要
- 4導体の超高圧送電線がいし連取り替え工事は通常、使用するワイヤが多く熟練した技術が必要な上、長い停電日数を要していた。本工法は、がいし連装置の耐張装置取付金具からクランプまでのがいし装置を、4導体の束形状を崩さずクランプ部で一括把持する新開発の把持金具(4条一括取込工具)を使用し、耐張がいし装置を取り替える。これにより、停電作業時間の短縮化による供給信頼度向上を図るとともに、カムアロングの取り付けが不要のため電線に乗り出す必要がなく、作業員の負担軽減や安全性の向上が可能となった。
施工状況の写真(「4条一括取込工具」 取り付け作業中)
設置概要図 - 技術特長
- 装置一式により、がいし連の取り込み~取り外し~取り付け~送り出しが可能。
- カムアロングレス工法のため電線に乗り出す必要がない(安全性の向上)
- 金具をがいし連にセットした状態で、送電が可能(停電日数の短縮)
- 構造がシンプルで組み立てが容易(作業日数の削減)
過去の受賞技術(送電線建設技術研究会)
| 表彰名 | 受賞技術 | 受賞年度 |
|---|---|---|
| 技術開発賞 | 固定自動解除式電線支持器およびこれを用いた搬送延線工法の開発 | 平成17年度 |
| 技術開発賞 | 鉄塔組立および解体用簡易吊り上げ装置の開発 | 平成18年度 |
| 技術進歩賞 | 中空鉄塔材の内面塗装工法およびその装置の開発 ※関西電力との共同開発 |
平成18年度 |
| 技術開発賞 | 既設鉄塔モルタル充てん工法の開発 ※関西電力との共同開発 |
平成20年度 |
| 技術開発賞 | 外部式鉄塔組立クレーンの開発 | 平成21年度 |
| 技術開発賞 | 既設中空鋼管主柱材の部分補修工法の開発 ※関西電力、酒井鉄工所との共同開発 |
平成22年度 |