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電柱と電柱を繋ぐ外線設備、お客さま宅への引込線や電力量計などの内線設備、そして地中に埋設してある地中線設備。これら配電設備の施工から保守、点検までを行い、お客さまに最も近い場所で、電力を確実にお届けするためのお手伝いを行います。
充電された柱上開閉器などの設備を赤外線サーモグラフィ装置で撮影し、温度分布をカラー画像表示することにより劣化や接触不良などによる発熱を検出、良否判定を行う点検手法です。目視点検では発見できない不良を検知できるだけでなく、車載型装置は走行しながら点検できるため安全で効率的。また、携帯型装置は、車輌等が入れないところでも点検できます。
錆びが発生した鋼管柱や、ひび割れ・傾斜等が発生したコンクリート柱の点検を、外観目視点検・超音波計測器による厚さ点検・工業用内視鏡による内部点検などにより行います。不具合箇所が見つかった場合は、一時的な補修や建て替え作業も可能です。電力柱以外に工場などのお客さま構内柱の点検も可能です。
6.6KVの配電線設備に、バイパスケーブル・工事用開閉器・仮設変圧器を設置し迂回ルートを設け、お客さま電気設備が停電しない状態で、配電線設備の張り替えや変圧器の吊替えが可能です。
加古川製造所構内柱建替工事(電柱元位置作業)
工場内停電1日(8時間)の施工条件で構内不良柱の取替えによる設備改修のご要望に対して、長年の配電工事で培った元位置建替工法で、停電時間内で施工し、お客さまニーズに応えることができました。