WORK 送電事業部

社長の代理として現場を仕切ることの責任と誇りを胸に。

4years

神戸支店 送電グループ 架空線工事チーム

須田 一行
Kazuyuki Suda

工学部電子情報電気工学科卒業

現場代理人として送電鉄塔の保守点検工事を監督

現場代理人として送電鉄塔の保守点検工事を監督

 私が所属する架空線工事チームで扱うのは、神戸支店管内にある送電鉄塔の保守点検工事。淡路島を含む、兵庫県南部全域をカバーしています。

 主な工事内容は、古くなった電線の張り替えや金具の交換、防錆塗装など。実際に作業を行うのは協力会社の方なのですが、現場が問題なく回るように、作業班や必要な機材の手配、そして計画図面の作成や、作業が安全に行われているかどうかの管理・監督、さらに計画通り、規定通りに工事が行われているかどうかを確認する品質面のチェックなどが私たちの仕事です。

 以前は「技術員」として現場に入っていた私ですが、ここ数カ月ほどで「現場代理人」、いわゆる現場監督として現場を任される機会が増えてきました。この「現場代理人」という立場、何を代理しているかというと、実は当社の社長なのです。かんでんエンジニアリングの社長になり代わり、ひとつの現場においてお金の管理から安全面、品質面の管理まで、すべての責任を一身に背負うのが現場代理人。責任は重大ですが、その分とてもやりがいや誇りを感じられる役割です。

絶対に事故を起こさない、それが現場を預かる立場としての信念

絶対に事故を起こさない、それが現場を預かる立場としての信念

 私の実家は、塗装や左官(壁塗り)を行う建築系の自営業者です。そのため、学生時代にはアルバイトで工事現場に出入りする機会が多かったのですが、当時、同じ現場で働いていた他社の作業員の方が高所の足場から転落し、亡くなるという不幸な事故がありました。そんな経験をしているからこそ私は、「自分が監督する現場では、絶対に事故を出したくない」という意識を人一倍強く持っています。

 送電鉄塔での作業は何十メートルもの高所で行うため、安全のために設けられたさまざまなルールを守らないことは即、命の危険につながります。ですから私は、どんなに手間がかかろうとも絶対にルールは守ってもらうよう、作業員の方に口を酸っぱくして伝えます。

 さらに、ある現場では私が考えた次のような試みを実施しました。それは、パトロール中に私が不安全行動(ルールを守っていない行動)を見かけた作業員には、作業ヘルメットに警告のシールを1枚貼ってもらい、そのシールが3枚たまった時点で現場から退場してもらう、というもの。効果はてきめんで、その現場では不安全行動がピタリとなくなったのです。

 現場での事故は、作業員本人はもちろん、ご家族の人生にも大きな影響を与えかねません。ですからこれからも、安全に関する取り組みには特に力を入れて、現場を見ていきたいと思っています。

認定級のランクにより、監督をできる現場の規模が変化。めざすはA級!

認定級のランクにより、監督をできる現場の規模が変化。めざすはA級!

 送電鉄塔の工事には、関西電力が定める認定級が必要とされており、そのランクによって監督をできる現場の規模が変わってきます。私はまだ、全6ランク中の最も低い級も取れていないため、今は非常に小さな現場しか担当することができませんが、現場の数をこなせばこなすほど、より大きな現場を持つことができるようになっていくわけです。これはつまり、「経験がモノをいう世界」ということ。この先何年かかるかわかりませんが、いずれは最高ランクの「A」級を取得して、大きな現場の何から何まですべてをプロデュースできる存在になりたいと思っています。

 この認定級を上げていくため、実務経験とともに必要となるのが、「電気工事施工管理技士」の国家資格です。現在、2級は取得できており、残すは1級のみ。実はすでに学科試験をクリアして、2週間後に実技試験を控えているのですが、A級への道を進んでいくためには、まずこれをしっかりパスしておきたいですね。

私のタノシミ

電気に関する知識の提供

電気科の教員免許を持っていることもあり、大好きな電気の知識を他人に教えるのが喜び。「知恵袋」のサイトで、これまで電気や送電鉄塔に関する質問に回答した実績は約200件!
※電子掲示板上で、参加者同士が互いの質問に答え合い、疑問を解決するQ&Aサイト

明日へのひと言

どこよりも“安全”に厳しい現場を実現できる監督に!
どこよりも“安全”に厳しい現場を実現できる監督に!

送電事業部のお仕事

架空線工事部
架空線工事
発電所から変電所を結ぶ架空送電線について、測量・調査・設計から建設工事、さらには建設後の保守・点検までを行っています。また研究開発にも積極的に取り組み、架空送電設備の施工・保全における独自の新技術や新工法を開発し、安全かつ効率的な作業を実現しています。
地中送電工事部
地中送電工事
長年、電柱の地中化工事で培ってきた経験をもとに、地中送電線新設に向けた地盤調査や測量を実施。最適な工法を提案する設計から、建設工事、保守・点検までを行います。特に近年は建設条件の厳しさが増す中、非開削での点検・修繕工法や急な曲線にも対応できる推進工法を開発するなど、技術開発でも大きな成果をあげています。

送電事業部メンバーの
主な出身学部、学科・専攻

架空線工事部
工学部、理工学部
(学科、専攻:電気電子工、社会環境工、電子情報電気工、電気工、都市デザイン工)
地中送電工事部
工学部、理工学部
(学科、専攻:専攻…電気電子システム工、電気電子工、都市システム工、建設工、電子工、社会開発システム工)

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