油入変圧器の総合診断

よくある質問FAQ

Q
油入変圧器の総合診断は、変圧器を停止しないとできないのですか?
A
稼働中の変圧器から、絶縁油を採取・分析するだけで行えます。
ブッシングの部分放電診断は無停電でできます。絶縁油の採油は不要です。
Q
変圧器の内部異常診断はどの程度の納期を要しますか?
A
通常、採油に1日かかり、分析・診断には2週間要します。しかし、緊急の場合、休日・昼夜を問わず、緊急体制による迅速な対応が可能です。
Q
内部異常診断の精度が良いのは何故ですか?
A
過去からの蓄積データが53万件と豊富であることから、さまざまな知見があり異常判定機器においての内部異常発見率は94%を誇ります。
Q
OFケーブルに使用している絶縁油の絶縁油性能試験は行えますか?
A
OFケーブルの絶縁油はもちろん、潤滑油や植物油などの絶縁油性能試験も行えます。
Q
絶縁紙の平均重合度は簡単に測定できますか?
A
絶縁紙を採取しなければならず、稼働中の変圧器では測定できませんので、絶縁油を採取し、絶縁紙の劣化生成物であるフルフラールを測定し、推定重合度を算出します。絶縁紙を採取するより安価・短納期で行えます。
Q
油入変圧器の総合診断は、植物油(菜種油)入変圧器についても対応できますか?
A
弊社は、植物油(サンオームECO)を製造販売していますので、もちろん対応できます。
Q
複数の機器が近くに並んでいても部分放電診断はできますか?
A
複数のセンサーで同時測定することにより、放電発生箇所の特定は可能です。
Q
変圧器以外の油入ブッシングの部分放電診断はできますか?
A
壁貫型の油入ブッシングや遮断器の油入ブッシングなども診断可能です。