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当社では、総合エンジニアリングに関する各所の取組みを広く社内に情報提供することで、社員一人ひとりに「総合エンジニアリング企業」を目指した活動につながる「気づき」を促すことを目的とした『総合エンジニアリング発表会』を毎年開催しています。
9回目となる今年の発表会では8件の発表があり、その中から、提案力、現場力、技術力の観点から最もお客さまと社会に貢献できた取組みに贈られる「グッド総合エンジニアリング賞」を受賞したのは、情報通信統括部 技術・営業グループによる『コネクタ嵌合音などの瞬時音を検知する「瞬時音検知システム」の構築』でした。
瞬時音検知システムは、工場におけるコネクタ嵌合音などの「カチッ」という一瞬の音を検知し、正しい嵌合音であることをAIがリアルタイムに判定するシステムで、判定と同時に、その判定結果を作業員の方にフィードバックすることができます。本システムにより、コネクタ嵌合作業などにおける作業員の負荷軽減や品質管理を実現し、生産現場の信頼性向上をご支援します。また、コネクタ嵌合音以外にも、切断機、プレス機など、瞬時的な音が発生する機器でも適用できる可能性があります。
なお本件は、9月22日付の電気新聞でも紹介されています。