遠隔読影支援サービスとは
医療機関で撮影した画像データをインターネット回線を通じて、専属医師が読影したレポートを返却するサービスです。
パソコンとインターネット回線があれば、ご利用いただくことが可能です。
かんでんエンジニアリングの
遠隔読影支援サービス 3つの特徴
POINT.1
医療機関担当医師制
読影医師は各種専門医で構成され、医療機関ごとに専属の読影医を割り当てています。 医療機関ごとに担当医師を決めることで所見内容のばらつきを防ぐことができます。また、医療機関と読影医との連携を強固にすることで、医療機関の運用をサポートいたします。
POINT.2
健診業務の運用改善
読影は日・祝日を除く月~土曜日にて実施しています。納期に関しては翌3営業日以内に結果を返却いたします。読影納期の安定化が可能となることで院内業務の運用を改善いたします。また、読影結果内容をCSV/XML/PDFで出力可能です。使用している健診システム等の上位システムに自動出力連携することが可能になるため、結果入力作業の改善も見込めます。
POINT.3
多様なニーズに寄り添った読影支援
弊社では、現在医療機関で利用している所見コード/判定基準等そのままの内容で読影可能です。また、巡回バス/企業団体ごとの帳票出力が可能です。重要所見を読影医が見つけた場合は、指定のアドレスにメールの通知が届くため、医療機関は重要所見の見落としや確認漏れを防ぐことができます。その他にも、特殊健診やDWIBSの検査にも対応でき、多種多様な医療機関様のニーズにも柔軟に対応させていただいております。全国的にDWIBS画像を読影できる医師が限られているなか、弊社ではDWIBS画像の研究経験がある医師と連携しています。
サービスフロー
STEP.2
依頼したい画像を読影依頼端末からデータセンターにアップロードする。
STEP.3
各専任読影医師がデータセンターにログインし、読影を行う。
STEP.4
医師による読影完了後、読影依頼端末に読影レポートを返却
返却レポート
※イメージサンプルです。実際のレポートとは一部異なる場合がございます。
料金
オプション |
レポート連携 |
¥ 250,000 |
依頼情報連携 |
¥ 350,000 |
DICOM接続 |
¥ 200,000 |
月額料金 |
月額基本料金 |
¥ 25,000 |
コネクトボックス |
¥ 5,000 |
検査料金 |
お客様のご要望に応じて料金体系が異なりますので、お問い合わせください。 |
導入までの流れ
STEP.2
サービス説明
サービスの詳細なご説明、読影料金、システム導入・運用などのご提案をさせていただきます。お困りごとや現状のご運用に関してヒアリングさせていただきます。
STEP.5
初期設定・環境準備・通信確認・テスト
遠隔読影システムやネットワーク設定、院内システムとの連携などの環境準備を行い、運用前の動作確認テストを行います。
STEP.6
運用開始
読影依頼いただいた検査画像を弊社が契約している専門医が読影し、レポートを返却いたします。
FAQ
-
読影料金を教えてください。
読影部位や依頼件数によって料金が異なりますので、都度御見積を作成させていただきます。
ご契約から利用開始までの期間を教えてください。
導入されるシステムに応じて様々です。最短でのご導入は3週間程度となります。
詳細は
お問い合わせください。
導入までに準備するものはありますか。
インターネット環境をご準備ください。ご利用されるシステムに応じて依頼PC、モニターをご用意いただく場合がございます。
読影費用以外にかかるものはありますか。
月額費用、設置導入費用、連携費用(依頼書/画像/レポート連携がある場合)がかかる場合がございます。
年間依頼件数にばらつきがありますが、読影依頼可能ですか。
読影依頼可能です。おおよそで構いませんので予定件数を事前にお教えください。
-
読影依頼からレポート返却までどのくらいかかりますか。
画像到着日より翌3営業日で返却いたします。
緊急で読影してほしい検査がある場合対応してもらえますか。
確約はできませんが、急な読影依頼にも対応可能です。通常3営業日でレポートを返却しておりますが、お急ぎの場合に限り早急返却を無償で承っております。
依頼件数の上限や下限はありますか。
特に制限は設けておりません。安心してご依頼ください。
読影医への質問や読影レポートについてのご相談は可能ですか。
可能です。まずは、弊社にて対応させていただきますのでご連絡ください。
再読影は可能ですか。その費用と返却納期も教えてください。
再読影は可能です。費用は無償、返却納期は翌営業日とさせていただきます。お急ぎの場合はご連絡いただけますと幸いです。
過去比較読影は可能ですか。
過去比較読影は翌年度より可能です。
サービス対応可能時間を教えてください。
読影依頼は、日・祝を除き24時間受付しております。
弊社スタッフの対応時間は、土・日・祝を除く9時~17時とさせていただいております。
診療科の指定はできますか。
診療科の指定等、柔軟に対応いたします。
ただし、担当医師のスケジュールによってはお応えできない場合がございますので、ご了承ください。
-
院内システムとの連携は可能ですか。
連携は可能です。ただし、PACS及び健診システム各業者の仕様が異なりますので事前に打合せが必要です。
また、連携費用は別途必要となります。
ダブル読影の依頼は可能ですか。
ブラインド/オーバーのいずれかを選択可能です。通常依頼とは操作方法が異なりますので、ご希望の際は弊社までご連絡ください。
セキュリティ体制は大丈夫でしょうか。
医療機関様が希望されるセキュリティレベルに合わせて、システムを構築いたします。
また、読影医側のセキュリティに関しては、システムに応じてアクセス制限、ダウンロード制限、仮想配信を実装しており外部漏洩が無いよう対策を講じています。
依頼ができない時やシステムトラブルが発生した場合はどのように対処すればよろしいでしょうか。
自動音声電話よりガイダンスにて対処させていただいておりますので、お問い合わせください。
-
所属している読影医について教えてください。
各種専門領域の検査に対応可能な幅広い診療科医師に協力を得ております。
医療機関で実施されている多様な検査にお応えしますのでお気軽にお申し付けください。
読影ミスや誤読が発覚した場合、訴訟となった場合の対処法について教えてください。
再読影の依頼を無償で承っておりますので、ご納得いただけるまで対応させていただきます。
また、事業者向け損害賠償保険に加入しておりますので、万が一トラブルが発生した際は医療機関、契約読影医、弊社間で責任の分担有無を確認させていただき、弊社責任相当分は加入保険にて対応可能です。ご安心ください。
セキュリティ体制は大丈夫でしょうか。
医療機関様が希望されるセキュリティレベルに合わせて、システムを構築いたします。
また、読影医側のセキュリティに関しては、システムに応じてアクセス制限、ダウンロード制限、仮想配信を実装しており外部漏洩が無いよう対策を講じています。
解約したい場合、違約金はかかりますか。
違約金は頂いておりません。解約決定の遅くとも1ヶ月前までに弊社へご相談頂けると幸いです。
お客様の声
作業の手間が省け、職員の負担軽減
公益財団法人
和歌山県民総合健診センター様
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作業の手間が省け、職員の負担軽減
公益財団法人 和歌山県民総合健診センター様
- ご利用中のサービス
- 眼底画像遠隔読影支援サービス
- 導入の経緯・当時の課題
- 当時、数名の近隣開業医へ持参のうえ読影を依頼していたため、開院時間に合わせて、健診当日の血圧・血液データと眼底写真とのマッチングを行っていました。結果返却後は、読影医による手書きの所見を見ながらシステムに手入力していました。作業量が非常に多く、遠隔読影事業者を検討することとなりました。
- 導入の決め手
- 他社のサービスと比較し、定額料金がかからず結果をデータでもらえることが決め手となり、導入しました。また、サービス導入以前は結果返却に1週間程度を要していましたが、翌営業日となることで納期も短縮されました。
- 導入後の効果
- 当時の課題であった作業の手間を大きく省くことができました。また、当センターでの健診システムリプレースの際にシステム連携を構築したことにより、手入力の工程を省くことによって、ヒューマンエラーの防止と業務効率化を図ることができ、職員の負担が大幅に軽減されました。
- ご利用中のサービス
- 心電図遠隔読影支援サービス
- 導入の経緯・当時の課題
- 当時は、近隣開業医へ依頼していましたが、紙運用のため運搬作業や結果入力に時間を要していました。遠隔読影を検討していたのですが、データでの運用経験がなく悩んでいたところ、かんでんエンジニアリング社より運用方法を提案してもらうことになりました。
- 導入の決め手
- 当センターのシステムを利用したまま運用できるというのが、大きな決め手となりました。運搬作業や結果の手入力が不要となり、さらにデータとして残すことができるようになることでメリットも大きいと考えました。
- 導入後の効果
- 読影依頼をしてから、1週間で判定の結果チェックを行うことができるようになり、納期が短縮されました。運搬作業や結果の手入力が不要となったことで、職員の作業量も軽減されました。また、お問い合わせをした場合も早急に対応いただけるため助かっています。